早く・安く・確実に大腸内視鏡検査を受けられる名古屋の医院とは?
HOME >  はじめての大腸内視鏡検査ガイド >  検査が難しいケースとは

検査が難しいケースとは

ここでは、大腸内視鏡検査の失敗例や、検査を受けるのが難しいケースを紹介します。

大腸内視鏡検査の失敗、2つの原因

大腸内視鏡検査は、失敗することがあるのは事実です。腸の壁を傷つけてしまったり、最悪の場合、穿孔(腸に穴が開く)ということもありますが、こうしたことは極めて稀なことです。ここで言う「失敗」とは、「患者に大きな苦痛を与えた」というものと、「しっかり検査ができなかった」という2つのケースです。

一般に、内視鏡を用いた検査には、気管支、胃、膀胱、子宮などがありますが、このなかでも大腸内視鏡はもっとも難しいとされています。なぜなら、ほかの内視鏡が真っ直ぐの管腔臓器に機械(スコープ)を挿入するのに対し、大腸は複雑に曲がりくねった腸管に挿入しなければならないからです。

専門的な話はここでは割愛しますが、機械を巧みに操り、腸の最奥部(盲腸)までスコープを到達させ、なおかつ患者に苦痛を与えないように検査を実施するには、ある一定レベル以上の熟練が必要です。

大腸内視鏡検査を受けて、大きな苦痛を味わったり、盲腸まで到達できずにしっかりと検査ができなかった、という経験を持つ人の多くは、「未熟」とまでは言いませんが、熟練の域に達していない医師の検査を受けたことによるものと考えていいでしょう。

もちろん、熟練した医師であっても、検査が困難であったり、場合によっては不可能なケースもあります。

大腸内視鏡検査が難しいのは、こんな人

複数の医師に意見を聞くと、中肉中背の人は比較的簡単だといいます。特に40~60歳の男性であれば、痛みを感じさせることなく2~3分で挿入(盲腸まで到達)が完了するといいます。逆に言うと、これに該当しない人は、厄介な場合があるということでもあります。

たとえば、かなり痩せている人、特に中高年の女性の場合、長い腸が小さなお腹に収納されているため、大腸の中をスコープを進めていくのにひと苦労させられることがあるといいます。

さらに要注意なのが、太鼓腹の太った男性で、ときに苦戦を強いられることがあるそうです。ここでも専門的な話は割愛しますが、やはりスコープを奥へと進めるのが難しいのだそうです。もっとも、これは検査を開始する前に太鼓腹を見れば予測が可能で、なおかつ対処法があるので、ある程度の技術レベルの医師であれば、挿入不能に陥ることはまずないそうです。

こうした体型による難易度の違いだけではなく、やはりもっとも厄介なのは、「中」に問題があるケースです。

たとえば、子宮や卵巣などの下腹部の手術を受けた経験がある女性の場合、S状結腸が癒着していることがあり、こうなるとベテラン医師でも思うようにコントロールできないことがあるといいます。

「腸の癒着」は経験が浅い医師の言い訳

ただし、この「腸の癒着」は、検査に失敗した医師の言い訳として用いられることがよくあり、経験が浅い医師がよく使うそうです。

そのため、医師から「腸が癒着しているので検査ができなかった」と言われたとしても、別のクリニックに行ってみると、難なく検査ができた、というケースも実際にあるようです。つまり、本当に腸が癒着していることは、そう多くはないということです。

もちろん、どんなに熟練した医師であっても挿入困難になるほどの強い癒着例は稀にあります。その場合は、別の検査法を複数組み合わせることで、十分な検査が可能です。

なお、腸壁を傷つけたり、穿孔といった失敗は、この腸の癒着が強く見られるにもかかわらず、強引にスコープを挿入しようとした場合や、あるいは経験の浅い医師がうまくスコープを操れなったために起きるのがほとんどで、「自分には無理だ」もしくは「誰がやっても不可能だ」と判断した医師は、無理をせずに手を引くので、こうした失敗はまず起こりません。